nsd101p,チアダンス
“NSD101” Project
“NSD(エヌエスディー)101” プロジェクト
とは?
“NSD101”Project
チームマネージャー 大 瀧 賢 一
ken
秋田県の調査結果によると、能代市は昨年の7月時点で全人口に対する高齢化率(65歳以上の高齢人口割合)が40%を超えました。また、女性の高齢化率が45%に達しようとしています。全国人口減少率№1の秋田県にあって、能代市も着実に少子高齢化の波に飲み込まれ、高齢者に対する医療・福祉の負担が増え、このままでは、正に限界自治体(65歳以上の高齢者が人口の50%を超え、税収の低下と高齢者医療・福祉の負担増で財政の維持が困難になった自治体)に確実に向かっていると言えます。令和元年を迎え、新たな日本の在り方が様々な分野で取り沙汰されていますが、目を背けてはいけない地方都市の現実の姿が、ここにあります。
今、私達として、この現状に対処出来る事は何なのか?シニア世代の仲間入りを果たした私自身をも含め、病気にならない、なりにくい、怪我をしない、しにくい「健康づくり・体力づくり」を皆さんと取り組んでいくことが出来ないものかと考えました。ここが、スタートラインです。
“NSD101”Projectとは、Noshiro(ノシロ)のN、Senior(シニア)のS、Dance(ダンス)のD、の頭文字3
つに、能代市の中心を走る「国道101号線」から「101」を、シニア世代が青春時代の真っ只中だった1970年代にNHK総合テレビで放送され、画期的な音楽番組と言われた「ステージ101」から「101」を、「100歳過ぎてもNSDで」踊り続けていられるようにとの願いを込めた中から「101」を、頭文字の連続に冠した「NSD101」という概ね60歳以上の女性の皆さんで構成のシニア向けのチアダンスグループを組織し、パフォーマンスを行うことで、自ら働きかけて、筋力・柔軟性・バランスを向上させるという身体的活性化を、また、同じ目標・目的にチームとして向かっていくことで、協働の志向で孤独心や引きこもりを解消するという精神的活性化を図ることで、元気で若々しいシニア世代のお手本になってもらいたいという願いを込めた「シニア活性化」計画(Project)なのです。是非、一緒に、踊りましょう!!
※ NSD101プロジェクトの企画に当たって、全国に、先見的な類似の活動がないものだろうかと調べてみたところ、何と、それが、あったのです。ということ
で、昨年7月に、岐阜県多治見市に出かけてきました。「日本一暑い町」をキャッチフレーズにしている名古屋市のベッドタウンです。ここでは、多治見市行政
の主催で「TGK48プロジェクト」という事業が実践されています。百聞は一見に如かず、ご覧下さい。